股関節は腰椎や骨盤と直接つながる部位なので、腰が原因のことも多いです。まずは【腰】か【股関節】か、そこから探しましょう。また状態によっては重篤な症状も隠れていることが多いので注意が必要です。

股関節の症状

股関節痛の考え方

股関節は骨盤に直接つながる部位なので、骨盤(腰)の状態によって大きく影響を受けます。まずは【股関節が悪いのか】or【骨盤が悪いのか】を鑑別します。骨盤であればそのまま施術しますし。股関節の場合は、更に【筋】か【関節】か。まで詳細に鑑別していくことが重要です。場合によっては医療機関をすすめることも多い部位です。

足を着くと痛い。歩くと痛い。

股関節の歩行時痛は、大きくは仙腸関節性(骨盤)と股関節性にわけて考えています。もちろん他にも原因は多義にわたりますが、逆に上記の施術で変化が無い場合は医療機関で一度股関節の中をレントゲンで撮ってもらうことを勧めます。(疾患例:変形性股関節症、仙腸関節炎)

股関節を動かすと痛い。

股関節には多くの筋がくっついているので、まずはどの筋が悪さをしているのかを確認していきます。割と【車から降りる時に痛い】という訴えも多い印象です。(疾患例;グローインペイン)

足の爪が切れない。

股関節の可動域制限によって、足の爪が切れない。という人もまれにいます。この場合、ほとんどが医療機関でレントゲンです。股関節の変形を認めることが多いです。