変形性膝関節症
高齢の方や変形性膝関節症の多くは膝の内側に痛みを訴えます。その理由としては①膝蓋下脂肪体の拘縮 ②薄筋の過緊張 ③半月板亜脱臼による内側側副靱帯の疼痛 と、「ん？意味わからんぞ？」という何とも難しい話になりますので、まずはどれが犯人なのか探し出すことが大事です。そのあとに確実にご説明させて頂きます。少しでも痛みを和らげて、元気よく歩いて頂きたいものです。
高齢者では膝痛の多くを膝の内側で訴えます。これには膝の構造的な理由があるのです。また小児やスポーツ障害でも内側の痛みは多々あります。鵞足炎や内側側副靱帯損傷など、まずはその病態を見つけることが大切です。
膝関節の内側部痛
小児の内側痛
小学生や中学生の膝関節へんけいせい外傷が無ければ、そのほとんどが”膝蓋下脂肪体”というクッションの痛み、もしくは”膝蓋腱”であることが多いです。ご自身でセルフケアして頂くことが重要です。まずは御相談ください。
スポーツ中の膝内側の痛み
スポーツやランニングによる内側の痛みには、”鵞足炎”・”内側側副靱帯損傷”・”膝蓋腱炎”あたりが多いです。半月板の症状の場合もありますが、その場合は前述した部位の症状もほとんど絡んできます。もちろん膝だけではなく、足部や股関節、体幹からの連鎖的な要因も考慮する必要があります。