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変形性膝関節症は太ももを安易にほぐすのは危険です!

いきなり、なんだ?

という感じですが、変形性膝関節症には”内反膝(O脚)”と”外反膝(X脚)”があります

上記画像の左👈がO脚なのですが、

変形によってO脚が強い人が歩くとどうなると思いますか?

足が地面についた瞬間に、体重が膝にかかり・・・余計に膝のO脚が強くなります(クッションのように)

膝がまっすぐであれば、そのまままっすぐに体重が膝に掛かるので安定していますが

O脚の場合、その重心は脚の外側を通ることになります。

要は、体重の全てを脚の外側で受け止める!

ということです。

するとどうなるのか・・

あたりまえですが、脚の外側にある筋肉が固くなります

医学的には”外側広筋”・”大腿筋膜張筋”・”腸脛靭帯”といったところになります。

さぁ、この固くなった筋肉さんを

マッサージでほぐしましょう!!

と、柔らかくしてしまったらどうなるでしょうか・・?

・・

そうです!支えが無くなってしまうのです。

その結果、歩行が逆に安定しなくなってしまったり

疼痛が増悪したり。という事例も出てくるのです。

難しいですね~・・・。

この場合に行うこととしては

①できる限り、膝の捻じれと伸びを解消し内側の筋肉を使えるようにする

②体幹やお尻の筋肉をうまく使う

③インソール【中敷き】を使用し、足部から姿勢を整える

などの処置をしていくことになります。

もちろんサポーターでガチっと止めるのもOK

まずは病態を見極めていくことが重要です。

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