少し、セラピスト側のブログ記事になりますが
膝関節痛をネットで検索すると
半月板の亜脱臼が原因だ!!
とかなり強く書く治療院も多いのですが、はたして本当か?
個人的な意見をあげさせて頂くと・・・
半分ウソ、半分ホント。
なんやねん!それ!!
いやいや、そもそも半月板は痛みを感じない組織なんですよね。ほとんど神経が無いので。
損傷が起きて、その部位に細かい血管や神経が入り込んだら別ですけど。
そこが半分ウソのところ。
でも!!
半月板が飛び出てきて、それによって筋肉や靱帯が押されていたら・・?
その筋肉や靱帯は痛むことになるわけです。
その検査方法もあります。
簡単な話。
半月板を整復した状態で触ったら痛く無くなった!となれば、【半月板が悪かった】とわかるわけです。
半月板をもう一度亜脱臼させて触ってみたらやっぱり痛いじゃん!ってなると【やっぱりそうだね】となるのです。
これは膝の位置で簡単に出来るのです。
また、テーピングで亜脱臼を抑え込んでみて、痛みをみるのもアリですね。
実際に整形外科では、この亜脱臼で疼痛が出るパターンとしては圧倒的に内側が多いです。
まぁ解剖学的には当たり前なのですが・・。
で、この場合はやはり最終的にはどこの治療院も同じことを書いていますが
膝のねじれを改善させて、伸びを改善させてあげることが重要です。
まとめると・・
半月板自体は痛みを感じないけど
間接的に他部位への悪影響を及ぼす。ということ。
膝ってのは奥深いです。
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