先に結論から言います!!
あなたの半月板損傷は
「外傷性」ですか?(直接膝にぶつかった、捻った)
それとも
「無症候性」ですか?(特に怪我した覚えもない)
外傷性であるならば、即病院です。
特に怪我した覚えもないけど膝が痛いから病院でMRIとってみたら半月板損傷が見つかった。
とう感じであれば、少し待ってください。この先の文章を見ていただきたいのです。
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そもそも”半月板”とは何でしょうか。
半月板とは?
半月板は、膝関節の間に入っているいわばクッション材です(線維軟骨)
このクッションがあるから、膝はしっかりと体重を支えたり曲げ伸ばしが出来るのですね♪
半月板の損傷とは?
半月板は外傷(スポーツなど)や加齢によって損傷します。
ここでは詳細は省きますが、その損傷には種類があり「横断裂」「縦断裂」「水平断裂」など・・
その損傷した種類や部位によって手術方法が決まります。
半月板は自然治癒するの?
治りません。
そうです。損傷したらそのままなのです。そもそも、半月板の中には血管が無いのです(厳密に言うと辺縁には少しありますが)
血管が無いということは、栄養も運ばれないので治ることは無い。ということになります。
半月板の治療方法は?
①手術療法 ②薬物療法 ③運動療法
になりますが、②と③に関しては半月板を治療するわけではなく、二次的な障害を予防するための治療になります。
治療したら良くなるの?
ここが問題です。ハッキリいいますね
半分半分です。
なぜか?これを説明します
半月板損傷の現実
例えば、事故やスポーツなどで明らかに膝が折れ曲がって半月板が損傷した場合
いわゆる「外傷性半月板損傷」
これは、明らかにやばいので即病院。そして半月板の破れている箇所を手術で取り除いたり、縫ってもらってください。
ですが、特に怪我した覚えもないけど半月板損傷と言われた場合。
これには訳があるのです。
そう「加齢現象」です。
何十年も歩くのを支えていた膝です
そりゃキズつくこともあるでしょう。
これを「変性損傷」といいます。
膝が痛くない健康な人でも、かなりの割合で「半月板の損傷」があった。
という研究報告もあるくらいです。
これはどういうことでしょうか。
逆に考えてみると
「半月板の損傷がある」けど「痛みは無い」
↓
「半月板の損傷は痛みの原因とは言えない」
ということになります。
では何が痛みを発しているのか?
そもそも半月板自体は構造学的に痛みをほとんど発しない組織なのです。
むしろ半月板の主症状は痛みではなく
ロッキング(引っ掛かり)
なのです。
なので、引っ掛かりがある人、膝がロックされてしまう人は即病院に行って下さい。
逆に痛みだけの場合
それは半月板が犯人で無い可能性があるのです。
それを探していくのが我々のお仕事なんですよね~
そして・・・そのメインが
なんです。特に脛骨【スネ】の外旋偏位というもの。
このねじれが
といろいろな組織へストレスをかけていくのですね。
なので、まずはこのねじれを解消してみましょう!と
もしねじれを解消してみて
もともとあった痛みが100あったのに、30になっていたら?
これは70%はねじれによる痛みが原因だったのでは?
とわかるわけですよね
で残りの30%が本当に半月板なのかもしれませんし、別の症状(滑膜炎など)が隠れていることがあります。
わかりましたか?
半月板は治せません。
でも、そうではない部分がかなり隠れていますので
そこは一緒に探してあげられるかもしれない!!!
という思いでこの個人サロンをやっております(^^)
もし
「半月板損傷といわれたから仕方ない・・」
と思いの方がいらしたら、ぜひ1度ご連絡ください。